岐阜市 Nさま
アンケートをお送りくださいましてありがとうございました。m(_ _)m
つらい時いつもよりそってくれた大切な犬でした。亡くなったら個別葬にし、骨をもらおうとずっと決めていました。父や母、姉はそこまで決めていなかったのですが、私の気持ちをくんでまかせてくれました。火葬中、待合室で思い出をかたりまちました。私たち家族にとってこの時間がとても大きかったです。帰りの車中、こうしてよかったねと、みんなで言い合えました。帰りぎわ樽本さんがして下さった心くばりに大変感謝致します。本当にありがとうございました。
18年という年月を共に過ごしました。介護の時間も決して短いものではなく、各々こうしてあげたい、こうした方が良いのではないかという思いゆえの家族のぶつかり合いは、犬の介護から来る疲労と、いつかその日が来てしまうという不安により、頻度を上げていました。ペット専門の業者さんにお願いし、個別火葬をしてもらい、骨を自宅に持ち帰りたいという希望は私一人だけが持っていました。両親の時代にはなかったことであり、賛成はされませんでしたので、費用は私が持つので、もしもの時はそうさせてほしいという気持ちは常々伝えていました。しかし、実際どうなるのかは各々の考え方の違いにより、わからないままでいました。後悔の残らない介護はない、という言葉を、人の介護の話として聞いたことがあります。何か間違ってしまったのではないか、誤っていなければ、もう少し、生きられたのではないか。今日という日に死んでしまうことはなかったのではないか。確かに弱ってはいたけれども、それでも昨日も、生きていたのだから。気持ちの準備など、しているようで出来ていないものであり、急速な容態の悪化に、私たち家族、人の気持ちがついていけないでいました。乱れた気持ちのままM、その時が来てしまいました。私たち家族には、弔う気持ちを共有しあう空間が必要でした。火葬が終わるまでの時間を過ごす待合室をネットで見て、こちらに決めさせていただきました。求めていた時を過ごすことができました。帰りの車中家族に、ありがとうを言われました。こうしたいと言い、手配してくれてありがとうと。大切ね存在の最後の姿を家族全員で見送り、お骨になるまでを待ちました。お骨となった姿に出会い、受け取り、帰りました。幸せな時を、十八年過ごしたことをいま、家族みんなで事ある毎に話します。長い介護の中で生まれた、すれ違いや、わだかまりは、あの待合室での時が溶かしてくれました。ただただ、大好きで、それ以外は何もない。出会えてよかったと感じあえました。待合室に書かれていた詩、そのままに。帰り際の樽本さんのお気遣い、とても感謝致します。私がそうしても、きっと父は受け取らないだろうと感じ、迷いながら、そうできないでいました。本当にどうもありがとうございました。深く感謝いたします。
当社スタッフより
N様、大変お疲れ様でございました。こちらを拝見し、当日のご様子を思い出し、涙が溢れて止まりません。お父様がお話しくださった、ユータくんと一緒に渓流釣りに行かれていた時の楽しそうなご様子が目に浮かぶようです。ご家族で直面し、立ち向かい、乗り越えたご様子がこのお手紙だけで十分に伝わります。家族の絆の強さを、ユータくんが作ってくれたんですね。本当に最後まで親孝行な子でしたね。皆様に愛されて、きっと幸せな時を過ごせたことでしょうね。
謹んでユータちゃんのご冥福をお祈りいたします。
ユータちゃん(紀州犬) 享年18歳
岐阜市、関市のペット(紀州犬、柴犬)の葬儀・ご火葬は
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