こんにちは。ノアの杜の清水です。
「ご返骨後のお骨はいつまでも持ってて良いですか?」
とのご質問は大変多いです。
結論から申し上げて、お骨はいつまででもご自宅で供養していただいて問題はありません。
「ずっと一緒に側にいたい」そんな思いで長い期間、ご自宅で供養されるご家族様は多いと思います。
お骨の管理について
ただし、ご注意いただきたい点があり、それはお骨の状態についてです。
ご火葬後のお骨は構造上、水分を吸着しやすい為、カビが発生する事があります。
火葬し、お骨の状態であれば腐敗はしないから大丈夫!と安心され、お骨壺の中を確認されない方は多いと思います。
お骨壺は密閉容器ではない為、わずかな隙間から湿気が入り込み、お骨にカビが発生してしまう事があります。
お骨の状態を確認しながら、長くご自宅で供養いただくと良いと思います。
カビの発生防止策
1. 乾燥剤と一緒に保管する
2. 骨壺の容器と蓋の境目をテープでとめ密閉する
お骨壺の底面に乾燥剤を敷いてからお骨を収められる方も増えてきています。
乾燥剤や除湿剤は、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されています。
当社でも可愛いデザインの乾燥剤を取り扱っております。
上記の対策でも完全に防止する事が出来ませんが、カビの発生を遅らせる対策にはなると思います。
ご自宅での供養が困難になってきたら
お手元での供養が困難になってきた場合、そのままにしておくのは何だか可哀想ですよね。
ある一定期間、ご自宅にて供養し、のちにお寺様へご納骨される方や、お骨をご粉骨し自宅のお庭などにご散骨される方がいらっしゃいます。
では、どのタイミングで納骨や散骨をすればよいのか。
どのタイミングでも問題はないですが、四十九日、百か日、一周忌、三周忌、月命日などを区切りとされる方もいらっしゃいます。