Monthly Archives: 4月 2021
こんにちは!
ノアの杜 長屋です。
~ペットさんの埋葬方法について~
ペットさんの埋葬方法は仕方を間違えると法律違反となってしまう場合があります。
どんな場合が法律違反となってしまうか・・・
【公共の場、他人の私有地に埋葬(土葬)した】
・よく一緒に遊んだ公園に埋めてあげたいと思われる方もいるかもしれませんが、公園にペットさんを埋葬することは法律に抵触する可能性が高いです。
公園は公有地(自治体の所有物)であり、公有地に埋葬する事は不法投棄と見なされ違法となってしまいます。
他人の敷地にあたる場所でも同様に注意が必要です。
【遺体や遺骨を海や川に流した】
・実際に供養の一つとして「水葬」というものがありますが、こちらも不法投棄となる可能性が高いです。
動物の遺体が川や海に流れる事で「水質の悪化、雑菌の繁殖」などにより生態系が崩れるおそれがあります。
【個人で火葬した】
・個人でペットさんを火葬する事は野焼き行為「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に該当する可能性が高いです。
野焼きは、火災や地球環境悪化の防止のため原則として禁止されています。
※ペット葬儀業者で火葬をしてもらう分には問題ありません。
現在では主に広域斎場(市の火葬場)で火葬されるか、
ペット火葬業者さんにお願いされる方が殆どです。
大切なペットさんも家族の一員。
いつかは必ずやってくるお別れ、後悔の残らないお別れをしてあげてましょう。
ps.亡くなられたペットさんが犬である場合、飼い犬には「狂犬病予防法」という法律が適用されるため、飼い主には飼い犬の死亡後30日以内に自治体へ「犬の死亡届」を提出する義務があります。
犬の死亡届の詳細は各自治体のホームページに記載されている事が多いので提出前に確認しておきましょう。
その他、ご不明な点等ございましたらいつでもノアの杜にご連絡下さい。
こんにちは。ノアの杜の清水です。
「ご返骨後のお骨はいつまでも持ってて良いですか?」
とのご質問は大変多いです。
結論から申し上げて、お骨はいつまででもご自宅で供養していただいて問題はありません。
「ずっと一緒に側にいたい」そんな思いで長い期間、ご自宅で供養されるご家族様は多いと思います。
お骨の管理について
ただし、ご注意いただきたい点があり、それはお骨の状態についてです。
ご火葬後のお骨は構造上、水分を吸着しやすい為、カビが発生する事があります。
火葬し、お骨の状態であれば腐敗はしないから大丈夫!と安心され、お骨壺の中を確認されない方は多いと思います。
お骨壺は密閉容器ではない為、わずかな隙間から湿気が入り込み、お骨にカビが発生してしまう事があります。
お骨の状態を確認しながら、長くご自宅で供養いただくと良いと思います。
カビの発生防止策
1. 乾燥剤と一緒に保管する
2. 骨壺の容器と蓋の境目をテープでとめ密閉する
お骨壺の底面に乾燥剤を敷いてからお骨を収められる方も増えてきています。
乾燥剤や除湿剤は、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されています。
当社でも可愛いデザインの乾燥剤を取り扱っております。
上記の対策でも完全に防止する事が出来ませんが、カビの発生を遅らせる対策にはなると思います。
ご自宅での供養が困難になってきたら
お手元での供養が困難になってきた場合、そのままにしておくのは何だか可哀想ですよね。
ある一定期間、ご自宅にて供養し、のちにお寺様へご納骨される方や、お骨をご粉骨し自宅のお庭などにご散骨される方がいらっしゃいます。
では、どのタイミングで納骨や散骨をすればよいのか。
どのタイミングでも問題はないですが、四十九日、百か日、一周忌、三周忌、月命日などを区切りとされる方もいらっしゃいます。
こんにちは! ノアの杜 長屋です。
「お骨って人間のお墓と一緒でもいいのかな?」
そんなご質問をいただく事があります。
人間のお墓にペットさんのご遺骨を納めること自体は法律上の観点から見ても問題はありません。
しかし、霊園によってはルールとして人間のお墓にペットさんのご遺骨を入れる事を禁止にしている場合が多いです。
(最近は少しずつ多くなってきましたが)
一緒のお墓にいれてあげたい!!そう思われた時には一度霊園にご確認される事をおすすめ致します。
納骨についてお困りであれば、
当社と提携寺 真如山 本覚寺にも納骨をして頂けます。
その場合、当社を通して頂いてからの手続きおなりますので、
詳しくはお電話にてお問い合わせ下さいね。
その他、ご不明な点等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
ノアの杜 長屋
こんにちは。ノアの杜の清水です。
先日あるご家族様から遺骨を分けて持ちたいが良いのでしょうか?と
質問されました。
分骨は「魂が分割され成仏できない」や
「あの世で五体満足になれない」などと
耳にされる方が多いようです。
実際に私もそんな話を聞いた事があります。
遺骨はペットさんの「生きた証」であり、魂が宿っているわけではありません。
人の葬儀で見てみても、本山に喉仏を分骨し納める習慣の地域もあります。
西日本においては遺骨をすべて拾うのではなく、
部分的に骨壺に納めるのが一般的であります。
よく耳にする迷信で不安な気持ちになる事もあると思いますが、
安心して分骨してもらって良いと私は考えます。
お釈迦様が入滅された時も仏舎利といって、世界各地に散らばって供養されていることからも、分骨すること自体に問題が無いと一般的にも考えられています。
生前と同じ愛情をもって弔うことが、
ペットさんが安らかに成仏できるのではないのでしょうか。
ノアの杜 清水