10月
23
火葬後のお骨はどこまで残る!?
ご火葬の際、
「火葬後のお骨、どれくらい残りますか?」
といった質問を受けることがあります。
まず、前提として、
『できる限り、お骨がきれいに残るように』ご火葬させて頂いています。
では、実際、どこまで残るのか。
一言で『残る』と言っても、
ご依頼頂く皆さまがもつイメージされるものはそれぞれです。
学校の理科室にあるような、骨格標本にあるような、
お骨をイメージされている方もいらっしゃいますし、
お骨の形がわかれば、「残った!」と思われる方もいらっしゃいます。
「具体的にどこまで残る」、という説明は大変難しいのですが、
「長い闘病生活で残り難かったな」、とか、
「高齢でお骨が崩れやすかったかな」と私が思った時も、
ご火葬後のお骨をご覧頂いた際はよく、
「すごく綺麗に残った!」と感想を言われます。
以前も書きましたが、
『お骨が残る、残らない』というのは、実は一番大切なことではないのですが、
亡くなった悲しみから、現実を受け止めて頂く瞬間は、
やはりご火葬後のお骨をご覧頂いた時です。
綺麗に残ったお骨をご覧頂いた際は、
より満足し、納得のお別れをして頂けるように感じています。
この仕事を務めさせて頂く一番のやりがいは、
ご火葬後の、「納得のお別れができた」表情を見ることです
やはり、『できる限り綺麗に残るように』を心がけています。
ペットセレモニーノアの杜 代表 後藤