当社にお越し頂いた方は、待合室でしばらくTVやペットの癒しの本を眺めながら お気持ちを落ち着かせて頂く方が殆どです。 では、ご自宅へ訪問でのご火葬をさせて頂く場合、 ご火葬中は皆さま、何をして過ごされているのでしょうか? 「忙しいから自宅へ来てほしい」
そんなニーズの方は、家事、洗濯、お子様の習い事の送り迎え、
お仕事へ戻られる等様々です。
ノアの杜
先日、こんな方がいらっしゃいました。
自宅供養をして頂く際のお骨壺を置くスペースを作り、
過去のお写真から一番お気に入りのお写真を探して写真立てに飾って頂いたり、
思い出だった品を整理して、大切に保存しておくものや処分するものの整理等されながら、
今までの思い出のお話をお聞かせ下さいました。

大切だった子が愛用していたものは、いつまでも大切にしまっておきたいものです。
しかし、「亡くなったんだ」と、遺品整理をして頂くのも、大切な家族としての務めかもしれません。

大切なものとそうでないものを整理して頂くことも、
私は意味があることと思っています。
その整理をして頂きながら、少しずつ、
亡くなった現実を受け止め、お気持ちの整理をつけて頂いているように感じました。

亡くなったペットさんが安心して天国へ旅立てるよう、
心配して戻ってきてしまわないよう、
穏やかなお気持ちで、亡くなった後の整理もして頂きたいな、と思います。

  ペットセレモニーノアの杜 代表 後藤