11月も後半に入り、いよいよ冬の時期に入りました。
陽が昇る日中の時間も寒い!って感じてしまいますね。

ペットをなくされた方が当社にお電話を頂く際に
ほとんどの方が、

「ドライアイスは必要ですか?」

と心配されます。
やはり亡くなられてからのご遺体の〝痛み”が心配ですね。
ドライアイス
私の経験上、結論からすると、
真夏とは違い、冬の時期、ドライアイスがなくても翌日くらいまでは
痛みが出るということは殆どないと思います。

但し、以下注意事項です。
・床ずれや皮膚の疾患をもっている子は、その個所から匂いや痛みが出やすい
・お腹が大きく膨れ上がったり、元々肥えている子は痛みが出やすい
・お部屋飼いで涼しい場所であれば大丈夫だが、お庭など外で安置すると痛みが早く出やすい
・暖房やヒーターのある温かいお部屋で長時間安置すると、やはり痛みは出やすくなります。

逆に言うと、小さくて痩せていて、お部屋飼いの子であれば痛みは出にくい、ということです。

ただ、もし痛みが出てしまうことが心配な方は、
できるだけお身体を冷たく保っていただければ、より痛みは出にくくなります。

ドライアイスは特定の業者さんや人間の葬儀社さんに分けてもらったりする必要があり、
一般では手に入りにくいですが、生菓子を購入の際に入れてもらえるような〝保冷剤”でも、
定期的に交換をして頂きながらであれば十分に効果はあると思います。

但し、保冷剤は直接ではなく、お身体が濡れてしまわないよう、
タオル等で包んでから、お身体に当ててあげて下さい。

万が一亡くなってしまった際はこの寒い時期は痛みも進みにくいです。
落ち着いて楽な姿勢で安置をし、できるだけ涼しいお部屋で安置してあげてください。

ご不明な点があれば、お気軽にノアの杜までお問い合わせ下さい。

  ペットセレモニーノアの杜 代表 後藤