以前、
「身内が飼っていた犬が亡くなり、火葬をお願いしてほしい」
そんなご依頼を頂いたことがあります。

ご自宅へ伺うと、パトカーが何台も止まって警察官がうろうろとしていました。
どうやら、お年寄りの方が孤独死され、
飼っていたワンちゃんも鎖に繋がれたまま、
ご飯を食べることが出来ずに亡くなっていました。

亡くなったワンちゃんのご火葬のお電話を頂いたのは、亡くなった男性の身内の方からでした。

当社も多くのご依頼を頂いていますが、
これはかなり珍しいケースです。

しかし、今回は実際に、飼主様がお部屋で亡くなり、ワンちゃんも亡くなったことも事実です。


今後、日本は今以上に高齢化社会、核家族化が進んでいきます。
殺伐とした中で癒しを求めるのが今のペットさんです。

お子さんが独立してまた我が子を育てたい
老夫婦でコミュニケーション解消に、ペットさんを迎え入れたい

様々な思いの中でペットを飼い始める方がいらっしゃいます。
飼い主として、ペットの体調管理に気を配り、病気になったら病院へ連れて行くことは当然ですが、
絶対に忘れてはならないことは、
『最期を見送ってあげる』ことも飼い主様の最期の勤めです。

「可愛い我が子だから亡くなった時のことは考えたくない」
誰でも同じです。
全て完璧にプランを立てる必要はありません。
しかし、頭の片隅には絶対に置いておかなければならないことです。

飼主様がいなくなり、ペットさんを残しては絶対にいけません。

今回、ペット後見互助会 『とものわ』 が発足し、その記念セミナーが
岐阜市岩戸の 『犬のしつけ教室 ONELife』 内で行われます。

今回はそのご紹介です。
第一回目は過ぎてしまいましたが、
第二回目の3月19日(日) 13:00~
興味のある方は是非ご参加ください。

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セミナーのご予約・お問い合わせは、
058-214-3442
〒500-8225
岐阜市岩地2-4-3
人と動物の共生センター までお問い合わせください。

  ペットセレモニーノアの杜 後藤