先日、私が出社する道中、交通事故に遭ったのか、
道路の真ん中で横たわる猫ちゃんと遭遇。

前を走る車は猫ちゃんの存在に気付いていなかったのか、
避ける動きはなく、危うく轢きかけて走り去りました。

「こんな場所では間違いなく後続の車にグチャグチャにされてしまう」
そんな思いで私は慌てて路肩に止め、
猫ちゃんを安全な道路の脇まで抱っこして移しました。
年齢はわかりませんが、5kgくらい?の少し大きめのまだ若い子です。

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(何も準備無く慌てて車に移したため、敷くものがなくビニールの袋になってしまいましたが・・・。)
まだ事故に遭って間もないようで、
抱っこした時には体に温もりがあり、
そして、かすかに動いたかのようにも感じました。

外傷はなかったのですが頭を強く打ち付けたのか、
鼻から血を流し、グッタリとしたまま動きません。
そのまま私の車に乗せ話しかけても様子を見ても反応がなく、 残念ながら既に息はありませんでした。

この日は当社はご火葬のご予約で一杯だったため、
翌日、ご火葬、お骨を当社の樹木葬という形で合同で埋葬させて頂きました。

この子との出会いがこんな形になってしまい、
本当に残念でなりません。

首輪も何もなかったので、飼い猫の子か、野良の子かはわかりません。
私が唯一してあげられることが、手を合わせてご火葬をさせて頂くことでした。

外傷は殆ど無かったので、即死かな? 痛みを感じる間もないくらい、苦しむ時間がなかったとしたら、せめてもの救いかな、とも思います。
どうすることもできませんが、、、
ひとりでも、少しでも、こんな可哀そうな子が減るといいな、とも思います。
どうか、安らかに、虹の橋で他の猫ちゃん達と元気に走り回っているといいな、そんな思いです。

  ペットセレモニーノアの杜 後藤